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Kids Lab. Visit
インタビュー

支援を、子どもの「ホーム」に届ける。

保育所等訪問支援って、どんな仕事ですか?

支援が必要なお子さんが通っている保育園や学校に、私たちが出向く仕事です。子どもにとっては慣れた場所・いつもの友だちの中で支援を受けられる。施設に来てもらうのではなく、子どもの「ホーム」に支援を届けるイメージです。

心理職としてこの仕事を選んだ理由は?

発達相談の仕事をしていた頃、検査室で見える姿と園での姿が全然違うことに気づいたんです。それなら生活の場で見立てたほうが、子どもにも先生にも役に立つ。訪問支援はまさにそれができる仕事でした。

1日の流れを教えてください。

1日2〜3園を訪問します。クラスに入って行動観察をして、お昼寝や自由時間のタイミングで先生方とミニカンファレンス。夕方は事業所に戻って、観察記録と次回の提案をまとめます。

心理職として意識していることは?

先生方への伝え方です。「この子はこういう特性です」で終わらせず、「この場面ではこうすると過ごしやすくなります」と、明日から使える形にして渡す。園の先生が変わると、子どもの毎日はもっと変わるんです。

印象に残っている変化はありますか?

集団活動のたびに部屋を飛び出していたお子さんが、座る位置と活動の予告を変えただけで、最後まで参加できるようになったことがあります。子どもが変わったというより、環境が子どもに合った瞬間でした。先生が「私たちにもできることがあったんですね」と言ってくれたのが嬉しかったです。

移動が多い働き方は大変ではないですか?

車での移動時間は、頭の整理の時間にしています(笑)。訪問先ごとに環境が違うので大変さはありますが、いろんな園の保育を見られるのは、専門職として財産になっていると感じます。